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意志力アゲアゲの心理学

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こんにちは、藤井です。

今日は意志力の上げ方について話します。

 

  1. まず意志力とは 

意志力というのはフロリダ州立大学の心理学者ロウ・バウマイスターが提唱している能力のこと、いわゆる「自己コントロール力」や「決断力」を総合したもの。

 

  2.筋肉に似ている?

意志力は筋肉と似ていて自我を抑制したり決断を行うことで疲弊する。

 

共働きで夫婦喧嘩が多い夫妻のカウンセリングを担当した心理学者は「仕事を早めに切り上げるように」とアドバイスした、すると夫婦喧嘩は減った。

理由は仕事で使うはずであった意志力が温存でき、いつも以上に感情をコントロールできたから。(ノースカロライナ大/ドナルド・バウコム)

 

泣ける映画で泣くのを我慢するという実験をした。

感動する映画を見て泣くのを我慢するグループと、なにも意識しないグループを作り映画を見終わった後に忍耐力をはかるテストをしたところ、我慢したグループのほうが成績が低くなった。

笑いを我慢した研究でも同じ、感情をコントロールしようとするとどうやら意志力が減るようだ。(フロリダ州立大/ロウバウ・マイスター)

 

  3.グルコースが必要?

意志力の源はグルコース(糖)だとされている。

脳に直接働くのではなく脳の細胞が信号を送るのに必要な神経伝達物質を生成するのに必要らしい。

血糖値が低いと意志力が弱まり、決断力や自己コントロール力が弱まる。

その裏付けとして「犯罪者の再犯者の80%が耐糖能低/フィンランド」「非行少年少女の9割が血糖値低い/アメリカ」などがある。

糖質制限ダイエットでイライラするのも、糖尿病患者が優柔不断になるのもこの所為かもしれませんな。

ちなみにオススメの食べ物はナッツである、GI値が低いのでゆったりと血糖値が上がり集中が長持ちする。

さらにナッツにはオレイン酸が入っているのでアンチエイジングにもなる。

 

  4.決定疲れ

意志力は決断をすると疲弊することが分かっている。

決断が多い仕事についている人は衝動買いが多くなったり、物事を先延ばしにする傾向にあるそうだ。

ちなみにいろいろな説はあるがオバマ前大統領が毎日着るスーツをおつきの人に選んでもらっているのも、この意志力を温存するためと言われている。

ちなみに政治家やCEOが不倫や汚職に走ってしまう原因の一つにもこの決定疲れが関わっているという。

 

  5.強化する方法

意志力を強化する方法は「新しい習慣を作ること」と「今ある習慣をなくすこと」だとロウ・バウマイスターは言う。

では具体的にどのような習慣がいいのかといえば、1つだけオススメするのは「瞑想」だ。

瞑想はその意志力をつかさどる前頭葉を活性化させるという働きがある。

つまり瞑想を習慣化すればダブルで意志力を鍛えれるというわけだ。

瞑想にはその他にもいろいろな効果があるのでまた後日あらためて話そうと思う。

 

 

皆さんも意志力を理解し強化して、日々の生活、仕事、学業を成功させましょう!

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↑参考文献